アザレア

アザレア
別 名 オランダツツジ
【和名:西洋ツツジ)】
科属名 ツツジ科ツツジ属
園芸分類 半耐寒性常緑低木
原産地 中国南部・日本中部以西
特 徴 アザレアは19世紀初頭に、ベルギーを中心としたヨーロッパで、室内観賞用の鉢物として改良された常緑性ツツジの総称です。
栽 培 アザレアは南方系のツツジ類を親に持つため、寒さに弱い(半耐寒性)です。そのため、春からは屋外で育て、霜が降りる前に室内に入れます。強い直射日光に当たると葉が焼けてしまうので、レースのカーテン越しの窓辺などが最適です。暖房している部屋に置く場合、乾燥しやすいので、葉に霧吹きで水を与えてあげると、葉の乾燥を防げて、葉が生き生きとしてきます。水やりは、春と秋は鉢土の表面が乾いたら与えますが、生育期の夏は朝と夕方たっぷりと水を与えます。夏の生育期は花芽分化期なので水切れには注意してください。冬は鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に与えます。開花期は水切れさせないよう注意してください。
また、花びらに水がかかると灰色かび病にかかりやすいので注意してください。樹高は、20センチ~200センチまで大きくなりますので、地植えの際には注意してください。剪定する際には、花が終わってらすぐに行います。アザレアは7~8月に来年花になる芽をつけるので、遅くても6月末までには剪定を行いましょう。新枝の葉を少し残して、混み合ったところをすくように剪定します。幹から上に向かってまっすぐに長く伸びる徒長枝(とちょうし)は、無駄な養分の使用を抑えるために、枝元から切ってしまいます。花が終わってらすぐに行います。
植え替えは、根の込み具合を見ながら2年に1回を目安に植え替えを行います。5~6月の剪定後に植え替えます。古い土をよく落とし、(赤玉土(小)7:腐葉土3)の割合で混ぜた土に、緩効性化成肥料を加え、一回り大きな鉢に植えます。アザレアの挿し木をする場合は、まず先端の芽を摘むピンチ(摘心)を行います。ピンチを行うと、わき芽が育って、茎がたくさん育ちます。6月~7月頃、新芽を10cmくらいの長さに切り、下の方の葉を取り、切り口を鋭くして鹿沼土に挿し木します。鎌倉では、地植えしているのを多く見かけますので、大丈夫だと思いますが、日当たりだけ注意してください。
開花時期
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花言葉 愛の喜び、自制心、禁酒


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