ミラクルフルーツ | ||
別 名 | ミラクルベリー | |
科属名 | アカテツ科ダルフィシカム属 | |
園芸分類 | 常緑低木 | |
原産地 | 西アフリカ |
特 徴 |
ミラクルフルーツは熱帯の植物で、白いお花を咲かせた後、実をつけます。常緑植物です。果実の中に糖たんぱく質「ミラクリン」という活性成分が含まれており、このミラクリンが味細胞などに吸着しまして、酸っぱいものなどを甘く感じさせたりと、味覚の機能を一時的に変えてしまう効果があります。 原産地、西アフリカ固有の植物で、現地では、海岸や庭先などに植えられ利用されています。結実年数は、実生で通常4年~7年です。高さ4mほどになる常緑低木です。 |
栽 培 |
日当たりと高温多湿を好みます。生育適温は20℃~30℃です。春から秋までの最低気温が15℃以上の時期は、日当たりの良い屋外で管理します。真夏は直射日光が強すぎる場合もあるので、葉が痛むようであれば半日陰に置きます。冬は最低気温が15℃以下になりだしたら室内の日当たりの良い場所で管理します。 特に幼木の頃は、できるだけ15℃以上をキープできる部屋で管理するほうが安全です(温室がベストです)。大株になると一時的に5℃近くまで耐えることができます。万が一冬の寒さで葉が落ちて丸坊主になった場合でも、暖かくなると復活することもあります。 1年中生育適温を維持することができれば、年間を通して開花、結実します。用土は肥えた水はけの良い土で、酸性を好みます。自分で作る場合の配合は赤玉土4、鹿沼土2、ピートモス4など。肥料は、生育適温期の間は3カ月おきにリン酸分が多い有機質肥料などを規定量与えます。 水やりは、高温多湿を好むため多めに水やりします。夏は朝夕たっぷりと与えます。冬は15℃以下になりだしたら根腐れ防止のため、土の表面が乾いたら控えめに与えます。仕立て方は、品種によって多少異なりますがもともと樹形がよいので、そのまま自然樹形で育てます。剪定は、生育が遅くあまり枝も伸びないので、特に必要ありませんが、込み合った枝があれば間引く程度にします。植え替えは、2年おきくらいを目安に行います。根は込み合ったほうが花芽がつきやすい性質があるので、鉢増しする際は大幅にサイズアップするのは避け、1サイズづつ大きい鉢へ植え替えます。6~9月が適期です。 |
開花時期 | ? |
花言葉 | ? |
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