ルピナス

ルピナス
別 名 昇藤(のぼりふじ)
【和名:羽団扇豆(はうちわまめ)】【英名:ルービン】
科属名 マメ科ハウチワマメ属
園芸分類 1・2年草
原産地 地中海沿岸・北アメリカ
特 徴 古代エジプト時代から食用・薬草・石鹸などに利用されてきました。ラテン語で狼を意味するルプスに由来すると言われていますが、ギリシャ語の“嘆き・悲哀”に由来します。やせた土地でも堂々と侵入し、土地を荒廃させる植物と考えられおり、それを狼に重ね合わせたためされますが、はっきりした根拠はありません。
栽 培 日当たりと水はけのよい場所が適地です。ある程度の日陰でも耐えられます。冬の寒さには強く-5℃くらいまで大丈夫ですが、凍らせるとアウトなので冬の水やりは午前中におこないましょう。
逆に夏の暑さには弱く、25℃を超すと生長が止まります。特に苗の状態で夏越しする場合は、なるべく風通しのよい涼しい場所で管理するようにしましょう。過湿にすると根ぐされをおこしやすいので、どちらかといえば乾燥気味に管理します。土の表面が完全に乾いてから水をやるようにします。冬は生長が鈍り水の要求量も少ないために、土の表面が乾いてから1から2日くらいあけてから水をやるようにします。
マメ科なので移植を嫌います。タネから育てるのが基本ですが、土を崩さないように慎重に植えれば花芽つき苗でも育てられます。酸性土を嫌いますから前もって石灰などで中和しておきます。肥料は少なめでよく、特に窒素分がおおくならないように注意してください(赤玉土7:腐葉土2:川砂1 鹿沼土やピートモスは特に酸性の強い用土なので使用しないこと)。
南関東以南では高温や過湿に弱いので、ラッセル系は一年草扱いにします。テキセンシス系は、ラッセル系と比べると比較的丈夫ですが、それでも初夏以降の管理は難しいですどちらもタネから育てる場合はなるべく直まきにします。
開花時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
               
花言葉 空想・貧欲


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