ヒペリカム

ヒペリカム
別 名 アンドロサエマム(アンドロサエムム)・コボウズオトギリ(小坊主弟切)・キンシバイ・セイヨウキンシバイ
科属名 オトギリソウ科ヒペリカム属
園芸分類 耐寒性亜低木
原産地 中国・ヨーロッパ南部
特 徴 黄色い花を咲かせ、長い雄しべに特徴があり、たくさんの枝が伸びて大きな株になる植物です。秋ごろの紅葉した姿も見ごたえがあります。樹高は50cm~100cm程度になります。日本には以前に輸入されたようですが、植木の業界で主に使用されていただけで、園芸の分野ではまだあまり知られていない植物です。欧米では人気のある品種で、グランドカバーとして多く使われているようです。
栽 培 日の当たるか半日かげの場所で育てたほうが良いでしょう。真夏の日差しで多少葉焼けしますが、他の斑入り植物ほど弱くはありません。日光があまり当たらないと、初夏の花付きが悪くなります。生育適温は5℃~25℃くらいでしょう。また冬の寒い時期は葉が痛んだりして、ちょっと見栄えは悪くなりますが、春になれば新しいきれいな芽が出てきます。粘土質の場所以外であれば、土に質にこだわらなくても育てることが出来ます(植え付けの時期は暖かくなってくる3月中旬から4月が適しています)。
寒さには弱いので、冬場の冷風にはできるだけ当てないようにしてください。枝が伸びても自然に形が纏まりますが、剪定する場合は花が終わった後に行なったほうが良いでしょう。土が乾いたら水は十分に与えてください。ヒペリカムは水が切れてくるとすぐにしおれ状態になります。これが長い間続くと、葉が痛んだり、枯れたりします。なるべくしおれさせないようにしてください。肥料は、2ヶ月を過ぎて、刈り込みを行う頃から、市販の化成肥料を月に1回ほど与えて下さい。株の成長が旺盛ですから、大きくなるにしたがって肥料も多くして下さい。ふやし方は、挿し木・株分けで、3~4月ごろがいい時期です。【結実時期:7~10月】
開花時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
                 
花言葉 悲しみは続かない、きらめき


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