スカピオサ | ||
別 名 | 【和名:松虫草(マツムシソウ)】 【英名:ピンクッションフラワー】 |
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科属名 | マツムシソウ科マツムシソウ属 | |
園芸分類 | 多年草・1・2年草 | |
原産地 | アジア・アフリカ・ヨーロッパ |
特 徴 | 日本にもマツムシソウ(スカビオサ・ジャポニカ)1種が分布します。ヨーロッパを中心としてアジア、アフリカまで約80種類が分布します。スカビオサはラテン語で「疥癬(かいせん)」という意味で、この植物が皮膚病の薬として用いられたことに由来します。花丈は、30cm~1m位まで生長します。1・2年草のものと多年草のものがあります。 | ||||||||||||||||||||||||
栽 培 |
一年を通して日当たりと風通しのよい場所で育てます。冷涼な気候を好み高温多湿が苦手で、多湿になり蒸れると下葉が枯れてしまうことがあります。夏の間はできるだけ涼しい場所に置いて育てます。地植えにしているものは梅雨時期から夏にかけて株元を敷きワラや腐葉土で覆って地温の上昇を抑えましょう。雨による泥はねを防ぐ効果もあります。耐寒性は強いので屋外で特に何もせずに越冬可能です。ただし、寒冷地など寒さの厳しい地方では株元を敷きワラや腐葉土で覆って防寒したほうがよいでしょう。 咲き終わった花は早めに摘み取って株をきれいな状態にしておきましょう。プランターなどでの鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。花壇では植え付け後しばらくはあまり乾かさないよう注意しますが、その後はあまり雨が降らないようなら与えるぐらいでかまいません。肥料が多いと草丈が高くなって倒れやすいので、あまり多く必要ありません。プランターなどでは緩効性の化成肥料などを置き肥するぐらい、花壇では元肥に牛糞などを混ぜ込んでいれば、その後は追肥として即効性の化成肥料などを春に1回ぐらい与えればよいです。草丈が高くなる品種はほおっておくと花の咲く頃には倒れてしまうことがあります。茎が長く伸びてきたら支柱を立てたり、軽くひもなどで茎を束ねておきましょう。 用土は、水はけの良い土が適しています。(赤玉土4:軽石砂4:腐葉土2)の割合。洋種はややアルカリ性を好み、酸性土をいやがりますので土に苦土石灰を混ぜ込んでおきます。植え替えの時期は、3~4月です。多年草のもので鉢の中が根でいっぱいになってきたら一回り大きな鉢に植え替えます。地植えのものも3~4年に1回株分けを兼ねて植え替えを行うと花付きがよくなります。ふやし方は、種まき・株分け・さし芽で増やせます。 |
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開花時期 |
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花言葉 | 魅力・恵まれぬ恋・朝の花嫁 |
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