インパチェンス | ||
別 名 | アフリカ鳳仙花(ほうせんか)【英名:ビジーリジー・ペイシェンスプラント・サルタナ・ザンジバルバルサム】 | |
科属名 | ツリフネソウ科ツリフネソウ属 | |
園芸分類 | 1・2年草・多年草 | |
原産地 | 熱帯アフリカ |
特 徴 |
インパチェンスは、温帯から熱帯地域の世界中に800種以上の原種が分布しているホウセンカの仲間です。単にインパチェンスといえばアフリカ原産のアフリカホウセンカですが、熱帯アジア原産のホウセンカやニューギニア原産のニューギニアインパチェンスなども園芸植物とし人気があります。 その中でも日本で品種改良されたインパチェンスは、花つきがよく暑さにも強いので人気があります。学名の語源は、“我慢できない”。属名のインパチェンスは、ラテン語の「impatiens(不忍耐)」という意で、熟した種に触れるとすぐに弾けることに由来し、花言葉の「短気」もこの性質にちなむといわれます。 |
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栽 培 |
高温多湿が好きな植物で(酸性の土壌と半日陰を好みます)、気温25℃前後、湿度が80%-90%の環境でよく育ちます。夏場は、風通しの良い場所を選んでください。生育旺盛な成長期は絶え間なく花を咲かせますので、花がら摘みをおこないます。そうすると長期間元気に花を咲かせ続けます。 日当たりの良い場所を好みます(真夏の直射日光はインパチェンスには強すぎて、葉が黄ばんで色あせたり、生育が悪くなることがある)。また、耐陰性があり、日射しが十分確保できない(直接日が当たらない)明るい日陰でもよく育つ草花です。暗い日陰では日照不足で花が咲かず、室内の鉢花としては不向きです。 梅雨前から花を楽しんでいた株は夏の終わりになると茎が伸びて姿が乱れます。茎を半分くらいの高さに切り戻すとワキから芽が出て来て生長して姿が整います。 水やりは、多湿を好み乾燥を嫌います。土の表面が乾いたてきたらたっぷりと水を与えます。鉢植えや底の浅いコンテナだと真夏は乾きやすいので表面に腐葉土を敷いて蒸発を抑えたり、置き場所に工夫します。肥料はさほどたくさん必要としません。 植え付ける際にあらかじめゆっくり効くタイプのものを土に混ぜ込んでおけば、後は秋まで月1-2回程度、液体肥料を与える程度で充分です。肥料が多い葉が茂り株は大きく育ちますが、花付きは悪くなります。増やし方は、タネまきでふやすことができます。 |
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開花時期 |
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花言葉 | 短気・私に触れないで・目移りしないで・強い個性 |
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