モンステラ | ||
別 名 | 蓬莱蕉(ホウライショウ)電信蘭(デンシンラン) | |
科属名 | サトイモ科モンステラ属(ホウライショウ属) | |
園芸分類 | 常緑蔓性多年草 | |
原産地 | 熱帯アメリカ |
特 徴 |
モンステラは、不規則な深い切れ込みが入ったり、大小の穴が開いたり、太い茎からは、気根を出すなど、非常に変わった葉を持っていることから、モンステラの名前の由来にもなっているようです。 ラテン語の「モンストラム(異常・怪物)」に由来するといわれています。モンステラ属は、25~40種類あります。「モンステラ」とは、ハワイ語で「水が湧き出る」という意味があり、そのモンステラなどのサトイモ科によく見られる現象の1つとして、時々、葉の先端にしずくをつくることがあります。根から水を吸い上げる力の強い植物が、吸い上げた水を葉から蒸散できない時に、水滴になるようです。成樹木やその他のものに付着して伸長する多年生つる性植物で、高さ7~8mに達します。 |
栽 培 |
モンステラは、直射日光に当ててしまうと日焼けしてしまうので避けてください。明るい日陰を好みます。気温が20℃以下になると水を吸わなくなるので、あまり水やりをしないように注意。水を与えすぎると、水腐れを起こしてしまうこともあります。バランスが悪くなったら、剪定するなどして、調節するとよいです。他には、モンステラは、葉が大きいこともあり、葉にホコリがつくなどといったことも多いですので、軽く水拭きしてあげて、毎日のお手入れをしてあげましょう。水やりは、夏の成育期は鉢土が乾いたらたっぷりと与えましょう。秋から徐々に控えめにし、冬は乾燥気味にしましょう。葉水をかけるのもおすすめです。 モンステラは、5・6月頃に、モンステラの根が鉢の底から出て根詰まりしたら植え替えます。植え替え周期は2年に1回を目安に行います。根を痛めないよう古い土を崩して植え替えます。大きくなる種類の場合は、ヘゴなどの支柱で支えると形よく育てることができます。土は、観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)7、腐葉土3。春から秋まで液体肥料などを与えます。 ふやし方は、挿し木で増やすことができます。挿し木は、気根(空気中にのばす根)の付いた茎を葉が3~4枚ついている部分もしくは1~2節を目安に切り取り、鉢を入れた用土に植え込みます。乾燥させないように育てると1ヶ月くらいで根が出てきます。茎を横に寝かせて用土に半分くらい埋めて芽を出させる方法の「茎伏せ」も可能です。比較的寒さに強く霜にさえ当てなければ-5℃程度まで耐える事が出来るようです。その為比較的風の当たらない野外などでも越冬する事が可能です。 |
開花時期 | なし |
花言葉 | うれしい便り・深い関係 |
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