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ミヤコワスレ | ||
別 名 | 野春菊(ノシュンギク)・深山嫁菜(ミヤマヨメナ)・東菊(東菊) | |
科属名 | キク科ミヤマヨメナ属 | |
園芸分類 | 宿根草 | |
原産地 | 日本 |
特 徴 | 花色は紫、白、ピンクなどがあり、江戸時代からの改良品種もすすんでおり、現在ではたくさんの品種があります。ミヤコワスレは日本独特の草花で、山野に自生しているミヤマヨメナを園芸用に改良されたものです。栽培の起源は江戸時代までさかのぼります。承久の乱に破れた順徳院が『この花を見ると、しばし都を忘れられるようだ』と言ったことからこの名前がつけられたという説もあるそうです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
栽 培 |
あまり強い日射しを好まない、どちらかといえば日陰気味の場所で育てる植物です。良く日の当たる日向、西日の強烈に当たる場所に地植えにした場合は真夏はよしずを立てかけるなど日除けをする必要があります。、鉢植えの場合はできるだけ風通しのよい半日陰の場所に置き、気温が上昇するのを防ぎます。暑さに弱い反面、耐寒性は強いので寒冷地では霜よけを行いますが、それ以外は特に防寒をする必要はありません。地植えの場合は環境が適した場所なら5年くらい植えっぱなしでも元気に育ちます。しかし、同じ場所で長年育てていると生育が悪くなってくるので5年に1回くらいは他の場所に植え替えます。 暑さに弱い反面、耐寒性は強いので寒冷地では霜よけを行いますが、それ以外は特に防寒をする必要はありません。用土は、水はけがよく肥沃な土で弱酸性のものを好みます。具体的には赤玉土5:腐葉土3:鹿沼土2の割合で混ぜた土を使用します。ここでは鹿沼土が弱酸性土壌の性質を補っています。株分けかさし芽でふやすことができます。株分けの適期は5~6月で、花の終わった株を掘り上げて回りの土を落としてはさみなどで株を切り分けます。 さし芽は4月から6月に行います。春に伸びた芽の先端から2から3節を切り取って赤玉土などに挿し、根がでるまで乾かさないようにしましょう。 |
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開花時期 |
苗(2~4月)
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花言葉 | しばしの憩い |
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