オオデマリ | ||
別 名 | 繍毬花(てまりばな) 【英名:ジャパニーズスノーボール】 |
|
科属名 | スイカズラ科ガマズミ属 | |
園芸分類 | 庭木・花木(落葉低木) | |
原産地 | 日本・中国 |
特 徴 | ヤブテマリも園芸品種。花は、直径7~10cmほどのおおきさです。全体は3m位になります。 | ||||||||||||||||||||||||
栽 培 |
当たりのよいところであれば、土質は選びませんが、乾燥を嫌うので西日の当たる場所は適しません。寒さにはあまり強くないので、冬は株元にワラや腐葉土を敷くなど簡単な防寒を行います。 【花のつき方】 枝の節々に葉芽か花芽を付けます。徒長枝(勢いよく長く伸びた枝)には花芽を付けず、短い枝に花芽を付けます。徒長枝には花芽の代わりに葉芽が付きます。翌年その葉芽が伸びて短枝となり、そこに花芽を付けますので切ってはいけません。花芽は春に短い枝を伸ばし、その先端に花を咲かせます。まとめると、「徒長枝が伸び→翌年に節から短い枝が出て→翌々年花を付ける」ということです。 【基本の剪定】 枯れた枝やからまって混み合っている部分の枝を整理します。古くなった枝は勢いが衰え花も小ぶりになるので三年生くらいの枝は切り落として新たに伸びてくる若い枝に世代交代させます。枝を切る際は枝分かれしている分かれ目の部分や 付け根から切り取り、できるだけ自然に近い樹形に仕立てます。ただし、冬はすでに花芽が枝の節にできているので、短い枝の先端を切らないように気を付けましょう。花芽は葉芽に比べると大きくふくらんだ形をしているので見分けが付くと思います。また、花後に樹形を整える程度の軽い剪定を行います。 【形を整えるきり戻し】 全体の樹形を整える場合は、直立して高く伸びる枝をどの部分で切るかで決まります。大きく育てたければ切らずにそのまま、枝数を増やして横にボリュームを持たせたければ途中で切り戻し、大きくしたくない場合は付け根から切り取ります。2月ころ、株のまわりにみぞを掘りそこに堆肥や腐葉土をすき込みます。そうすることで土の中の保水力がアップします。栄養を与えるというより、土壌環境をよくするといった感じです。植え替えは、落葉期なら厳寒期をのぞいて植え付けできますが寒さで枝枯れする事があるので、3月下旬~4月頃の春植えが無難です。また乾燥を嫌うので、植え穴は大きく掘り腐葉土や堆肥をたっぷり混ぜ込んでおきましょう。暖地での自生が多く見られるように、あまり寒い地域(東北より北)での植裁は適しません。移植する場合の時期や方法は植え付けに準じます。さし木の適期は3月中旬~下旬。長く伸びた前年の枝を先端から15cm~20cmの長さに切って挿します。根が良く張るので鉢などに挿さずに地面に直接挿す「露地挿し」が適しています。 |
||||||||||||||||||||||||
開花時期 |
|
||||||||||||||||||||||||
花言葉 | 私は誓います・約束を守って |
※無断転載・複製・営業利用を禁止いたします。