フクジュソウ(福寿草)

福寿草
別 名 ガンジツソウ(元日草)・ツイタチソウ(朔日草)
科属名 キンポウゲ科・フクジュソウ属
園芸分類 多年草
原産地 日本・中国東北部・シベリア東部
特 徴 フクジュソウは、北海道から九州にかけて分布するキンポウゲ科の多年草です。昔から縁起のよい植物として、正月用の花として重宝されてきました。北海道から本州の山野に多く見られる「春植物」です。これまでフクジュソウとされていたものは現在4種類に分類されています。人里に近いところでも大群落をつくるので、花の歳時記には必ず登場します。いずれの種類も、早春のウメの花がほころぶころから蕾をもち上げます。後を追うように咲く黄色の大輪花はとても見事です。花茎を伸ばしながら、細く切れ込んだニンジンのような葉を広げ、晩春のころから葉を枯らし、落葉します。
栽 培 鉢植えの場合は、できるだけ深い鉢を使い、水はけのよい培養土を選びます。自分で用土を混合する場合は、赤玉土:腐葉土:軽石(小粒)=5:3:2の割合がよいでしょう。根はできる限り広げて伸ばして植えましょう。
福寿草の花は日が当たると開き、日が沈むと閉じる性質があり、日陰では花が開きにくくなります。できるだけ日のあたる場所に、植えたり、鉢を移動します。耐寒性は強い植物ですが、凍結には弱いです。福寿草の水やりは、根は水を吸う力が弱く乾燥を嫌います。鉢土が乾いたらたっぷり与えます。肥料は、花後から6月頃までは、月に一回くらい液肥を与えます。生育期時期の肥料不足は翌年の開花に影響します。福寿草の花が終わった頃から、鉢は半日陰へ移動します。梅雨時になると、地上部が枯れますこの梅雨の休眠期以降は日陰で育てます。福寿草を地植えする場合は、腐葉土などを多くすきこんだ、排水のよい土に植えます。夏の暑さは、たいへん苦手ですので、西日の当たらない場所で管理しましょう。植え替えは9月が適しています。根を傷めないように気をつけて植え替えます。増やし方は、株分けとタネまきでできます。
開花時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
                 
花言葉 幸福・幸せを招く・永久の幸福・回想・思い出


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