ユーカリ | ||
別 名 | なし | |
科属名 | フトモモ科ユーカリ属 | |
園芸分類 | 常緑高木 (低木種:5メートル以下、高木種:15メートル以上) |
|
原産地 | オーストラリア・タスマニア・ニュージーランド |
特 徴 | ユーカリ=コアラのイメージがありますが、コアラが食べる事のできるユーカリは1.2種類です、実際のユーカリと名の着く物は何百種類とあり属種的に構築されていないものを入れると1000弱と言われています。日本の園芸種で出回るものは100種内でしょう。フラワーアレンジやリース製作に使われ防虫効果と空気洗浄効果があると言われています。ユーカリの林を遠くから眺めると青くかすんで見えるので、ブルーフェーズ(青霞)と呼ばれています。この精油分には、のどの炎症を鎮めるなどの薬効があるため、のど飴やハーブキャンディなどによく配合されています。 |
栽 培 |
品種にもよりますが、日本で育てるには大きくなりすぎる傾向があって、しかも生育が早いので、適宜切っていかないと、すごいことになります。背骨のような立派な幹になります。乾燥に強い、非常に頑健で、少々水を忘れたくらいでは枯れません。寒さに弱く、品種によって関東以南での庭植えも可能ですが、かなり品種によりますので、ラベルなどを参考にして植えてください。寒さに弱いレモンユーカリなどは、鉢植えにして冬は室内に取り込むようにします。 日当たりのよい場所を好みますので、できるだけ日に当てて育てますが半日陰の場所でも問題なく育ちます。 耐寒性のあるものとないものがあります。ギンマルバユーカリなどは比較的寒さに強く関東より西の地方では地植えでの栽培も可能ですが、レモンユーカリのように耐寒性がなく冬でも5℃以上の気温が必要なものは冬は室内に取り込んで育てます。 一年を通して、やや乾燥気味に育てます。生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。冬はほとんど生長しませんので土の表面が乾いて数日経過してから水やりを行います。肥料はさほどたくさん必要ありません。鉢植えのものは植え替えるときにあらかじめ土に固形や粒状の肥料を混ぜ込んでおけばそれだけで充分です。地植えのものは生育期に固形の肥料を株元に施します。地植えの場合、一度植え付けたら植え替えの必要はありません。鉢植えの場合は2~3年に1回植え替えます。適期は4月~8月上旬です。水や肥料を吸う細根の発生を促すために鉢から抜いた株は土をほぐして長く伸びすぎた根や太い根を切りつめてから一回り大きな鉢に植え替えます。 |
開花時期 | 品種によって異なる |
花言葉 | なし |
※無断転載・複製・営業利用を禁止いたします。