ブルーベリー

ブルーベリー
別 名 なし
科属名 ツツジ科スノキ属
園芸分類 花木・落葉低木
原産地 北アメリカ原産
特 徴 樹があまり大きくならず、和洋どちらの庭にも適する樹形で、春には釣り鐘状の魅力的な花(ドウダンツツジに似た可愛い花)が咲き、夏には果実、秋には真っ赤な紅葉と、1年を通じて楽しめます。今では「ベリーの王様」として、フルーツとしての利用以外にも、ガーデニング素材としても広く親しまれています。ブルーベリーの魅力は、果実の健康機能性にもあります。果皮に多く含まれるアントシアニン色素には、ロドプシンの再合成を助ける働きがあり、視力改善や眼精疲労の回復に効果があると多数報告されています。
栽 培 ブルーベリーは一回水切れしてしまうと、なかなか回復しません。夏の水切れには、特に注意しましょう。株元にバークチップやもみがらなどを敷いて、急激な乾燥を防ぐのもよい方法です。年間を通して屋外の日当たりの良いところに置きましょう。日当たり優先ですが、風の強いところは鉢が倒れる危険性があるので避けるのが良いでしょう。また、ブルーベリーは乾燥に弱いため、目に触れやすい場所に置き、季節に応じた水やりを欠かさないようにしましょう。肥料には大きく分けると化成肥料と有機肥料があり、どちらの肥料も、窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)が等分に入っているものをおすすめします。肥料は基本的に年間を通して3~4回程度やりますが、そのほか植え替え時や新しい枝が伸びない時、葉の色が色あせた場合に使用します。家庭栽培では水やりの際に肥料が流れ出すこともあるので、樹木の勢いを見ながら適宜やるようにしましょう。ブルーベリーは夏場に枝が伸びるので、夏季剪定を行います。また、落葉後芽吹きの前までの間に冬季剪定でリフレッシュしてやりましょう。
ふやし方ですが、ブルーベリーは休眠枝ざし、または緑枝ざしによってふやすことができます。ここでは、6月に行なう緑枝ざしについて紹介します。 まず、新梢を10cm程度の長さに切り、葉を2枚残して取り除きます。残した葉は半分に切ります。次に、先端をナイフで斜めに切り直しましょう。用土には、水で湿らせたピートモスと赤玉土小粒を1:1で混合したものを使用して、さし穂をさします。鉢はビニール袋で覆って日陰で管理し、湿度を保ちます。葉の表面が乾かないように、毎日水をスプレーします。1カ月程度で発根しますが、そのまま管理し、翌春、ポットに移植しましょう。ブルーベリーの育て方で最も重要なことは、酸性の用土で育てることです。(初心者の方が最も失敗する点でもあります)鉢植えの場合ピートモスと鹿沼土を同量程度混ぜた用土で植えてください。植え替え時期は、3~4月・10~11月、剪定時期は、2~3月・10~12月、収穫時期は、5月~10月
開花時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
                 
花言葉 実りのある人生


※無断転載・複製・営業利用を禁止いたします。