ダリア

ダリア
別 名 天竺牡丹(テンジクボタン)
科属名 キク科ダリア属
園芸分類 非耐寒性球根(多年草)、春植え球根
原産地 メキシコ・グアテマラ
特 徴 ダリアの名は、メキシコからスペインに送られてきた種子を開花させたスウェーデンの植物学者ダールの名を取ったもの。日本には江戸後期に渡来し、明治後期からポピュラーになりました。
栽 培 鉢植えの場合、日光を好みますので、日当たりの良い場所に置いて下さい。植える場合は、日当たりが良く、水はけのよい場所が適しています。水はけが悪いと球根が腐ることがあり、また、茎が柔らかく折れやすいので、風の強く当たる場所は避けて下さい。直射日光に当たっても大丈夫です。逆に日照不足は生長過多、花つきが悪くなるなどの原因になります。
また、冬の間は球根を室内で管理して下さい。水やりは、表面が乾いたらたっぷりとあげてください、夏場は朝にあげてください。花が枯れましたら早めに摘み取り、地面から三節付近で切り戻してやると、2番花が咲きます。2番花が終わったら今度は、一節を残して切り戻してやって下さい。このように切り戻しを続けることで、秋まで花を楽しむことができます。
11月頃枯れた茎を、地面に一番近いところで切り、球根を掘り上げます。数時間、日陰で乾かし、土を落としてから乾いたピートモスやおが屑などを詰めた段ボール箱に入れて、室内の凍らない乾燥した場所で、春まで貯蔵します。5℃以下になると球根は腐敗するので5℃以上になるように保存して下さい。用土は、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合の用土がいいです。ふやし方は、分球、さし芽、タネまきができます。分球の場合は10月頃に地下部の茎を15cmほど残して上部を切り、球根を掘り上げます。その球根をバーミキュライト(少し湿らせておく)と一緒に袋に入れて5℃くらいで貯蔵しておくと、4月には球根に芽が出ています。1球に1芽を付けてカッターナイフなどで切って分球をおこないます。その際、芽の部分は細くて折れやすいので注意しましょう。さし芽は、若い茎を7から8cmに切り、砂などにさします。15℃以上の温度が必要になります。
開花時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
           
花言葉 華麗、優雅、威厳、気紛れ、移り気


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