トルコギキョウ

トルコギキョウ
別 名 ユーストマ・リシアンサス
科属名 リンドウ科ユーストマ属
園芸分類 1・2年草
原産地 北アメリカ
特 徴 トルコ原産のキキョウと思ってしまうような名前です。外国かから入ってきたと言う意味でトルコ、そして花の形状がキキョウに似ていたため、トルコギキョウと呼ばれるようになったらしい?
当時は、高級切り花の代名詞。日本には昭和10年代に切り花用向きに導入されて現在に至るまでたくさんの品種が作られました。
栽 培 日当たりと風通しがよく、水はけの良い場所を好みます。乾燥気味の環境を好み、過湿を非常にいやがります(根腐れをおこす)ので、梅雨時期は雨の当たらない軒下やベランダに置きます。トルコギキョウの生まれ故郷は、乾燥地帯ですので乾燥気味の性質を好みます。ということで、日本の多湿な気候は苦手です。多湿を避けることが栽培上のポイントとなります。水のやり過ぎは厳禁です。鉢植えのトルコギキョウで一番やりやすい失敗の一つは水のやり過ぎによる根腐れです。
多少乾燥にも耐えますので水やりは土の表面が乾いてから与えるようにしましょう。初夏に花が一通り咲き終わったら茎を株元から1/3ほどの位置(目安として株元から3~4節の場所)でばっさりと切り戻すとワキから芽が出てきて、秋に再び花を楽しむことができます。ただ、暑くなると株自体が弱りますので夏はできるだけ涼しい場所で管理しましょう。花びらに水がかかってしまうとそこからシミのようなものができて傷んでしまうことがあるため水やりは株元から静かに与えます。
肥料は、次々と花を咲かせますので肥料切れにならないように追肥として月に2~3回1000倍に薄めた液体肥料を与えます。一度植え付けて花が咲き終わった後は枯れてしまいますので、植え替えの必要はありません。あまり植え替えを好まないので、鉢仕立てになった株や大株のポット苗は植え替えずにそのまま花を楽しむ方がよいでしょう。ふやし方ですが、タネをまいてふやすことができますが、タネの扱いと育苗管理が難しいので苗を買い求めた方が無難です。非常に微細なタネで扱いづらいです。「1gで約7万粒」と言えばその細かさがある程度理解していただけるのではないかと思います。
開花時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
             
花言葉 可憐・温和


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